DJ-【米国債市場概況】下落、株価急反発と軟調な2年債入札で

ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)24日の米国債市場では、米株式相場が大幅に反発上昇し、過去最大規模となった360億ドルの2年債入札に対する需要が弱かったことを背景に、米国債は大きく売りを浴びた。前週末21日からさらに下げを拡大し、各年限の利回りは前週後半につけた過去最低水準から一段と上昇した。2年債利回りは20日に初めて1%を下回ったが、24日は1.2%を上回る水準に戻った。米連邦政府が23日、経営難に陥った米銀行大手シティグループに対する救済策を発表し、リスク回避志向が後退した。この発表で市場心理が高まり、ここ数営業日急落していたシティグループの株価が50%以上押し上げられた。株式からエージェンシー債にいたるリスクの高い資産に投資家らが慎重に投資の目を戻し、安全逃避の対象である米国債は、先週の大幅な上げが一服した。2年債および5年債は、2年債入札後に日中安値をつけした。5年債、10年債、30年債は午後の取引で少なくとも1ポイント値を下げた。25日には5年債260億ドルの入札が予定されており、短期ゾーンにはさらに売り圧力がかかると予想される。供給圧力を反映し、各年限のなかでも5年債が最も大きく売られた。「債券市場ではシティグループ救済の影響で悲観的な見方が弱まり、最新の米国債入札への需要は低調になった」と、TDセキュリティーズのチーフストラテジスト、エリック・ラセル氏は述べた。それでも、ラセル氏は、「各国中央銀行が今後利下げし、企業が苦境に陥り、経済の低迷が続くことは、根本的に確か」なので、売りが続くかどうかは不明だと述べた。2年債入札の落札利回りは、入札締め切り直前の発行日取引での1.25%を上回る1.269%となった。需要の目安となる応札倍率は2.08倍となり、10月入札の2.49倍および過去10回の平均2.49倍を下回った。外国中央銀行や内外の機関投資家からの間接応札分は34.9%で、10月入札の42%を下回ったが過去10回の入札の平均28.63%を上回った。         価格    前日比 利回り 2年債 100 17/32   - 6/32  1.217%      5年債 102 17/32   -27/32  2.207%10年債 103 17/32  -1 5/32  3.329%30年債 113 21/32  -1 2/32  3.785%(米東部時間24日午後5時)

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